ブリュット・ナチュール・イプレジアン【2019】/シャンパーニュ・ルグラン・ラトゥール
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シャンパーニュ地方の中央を東西に横切るマルヌ川沿いの渓谷に位置する、ヴァンディエール(Vandières)村とヴェルヌイユ(Verneuil)村の、5600万年~4800万年前に形成されたイプレジアン層の土壌の畑より収穫。品種はピノ・ムニエ75%、ピノ・ノワール25%。11ヵ月間の樽醗酵・樽熟成後、3年間瓶内で澱と共に熟成。表記はありませんが収穫年は2018。生産量7757本。
現当主ティボー・ルグランは、シャンパーニュ生産者として四代目にあたります。父パトリスはレコルタン・コーペラトゥール(収穫したブドウを協同組合に持ち込んで醸造し、出来たワインを自身のブランドで販売する生産者)で、ブドウ栽培よりも趣味の化石発掘に人生を捧げていたそうです。暇さえあれば地下のセラーを掘り進めること20年、化石博物館として一般に公開されている部分だけでもその長さは300メートルを超え、発見された貝殻の化石は古代の海底さながら、壁に半ば埋まった状態で展示されています。もちろん本来の用途、つまりワインの保管・熟成にも使われており、一年を通じて気温12度、湿度95%という理想的な環境を保っています。父の化石発掘への情熱はティボーへと受け継がれましたが、ティボーは地質学に関心が高く、地層年代別のシリーズを2022年にリリース。各キュヴェにはイプレジアン、カンパニアン、リュテシアンなど、白亜紀から古第三紀にかけての地質時代の名が付けられています。ティボーはもともと自動車整備士となるための訓練を受けていましたが、フィリップ・ランスロやオーレリアン・ルルカンなど才気あふれる友人の生産者たちの影響を受けて、ワイン造りの新たな可能性に目覚めました。2016年から慣行農法をやめて有機農法とバイオダイナミック農法に転換。2018年からは一部の畑で樹木や下草を植え、植物同士の相互作用の中でブドウを育てるアグロフォレストリー(森林農法)にも着手。2019年にビオロジックとデメターの認証を取得しました。2017年以降は協同組合へのブドウの販売をやめて元詰めに専念。醸造には一切の添加物を使用せず、アルコール醗酵は果皮についた野生酵母で、時には8カ月もの時間をかけてゆっくりと進めます。瓶内二次発酵は一般的な王冠ではなくコルクで、ルミュアージュ(動瓶)はジロパレットを用いず昔ながらの手作業で行うなど、効率よりも品質を優先。亜硫酸も2018年以降は無添加です。さらに瓶内二次発酵に、通常用いられる蔗糖を使ったリキュールではなくブドウ果汁を使うという意欲的な挑戦も計画しており、今後の成長が楽しみな生産者です。(輸入元引用)
[生産者] シャンパーニュ・ルグラン・ラトゥール
[生産地] 仏、シャンパーニュ
[葡 萄] ピノ・ムニエ75、ピノ・ノワール25
[タイプ] 泡
[容 量] 750ml
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