Pinot Gris Eichberg ピノグリ・アイヒベルグ【2020】/Lucie Colombain ルーシー・コロンバン
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残糖と揮発酸の具合に関しては、ピノ ブランと同程度なのですが、畑のポテンシャル由来と思われる深みがワイン本体に備わっているため、バランスが取れています。あと2〜3年後おけばさらに良くなります。
アルザスのナチュラルワインを代表する造り手「ジェラール シュレール エ フィス」のブルーノ シュレールによる別名義「ルーシー コロンバン」。ルーシー コロンバンは、ブルーノの幼馴染でもあるエリック コロンバンの叔母さんの名前で、ルーシーは1980年代まで彼女の名前を冠したワイナリーを経営していました。
コロンバン家の誰も継ぐ意思がなかったということもあり、ワイナリーは廃業、彼らが所有する畑は貸しに出されていたのですが、2017年の契約が切れるタイミングでブルーノが手を挙げます。それもそのはず、コロンバン家が所有する畑の中には、プェルシックベルグのゲヴュルツトラミネール、アイヒベルグのピノ グリ、シャン デ ゾワゾーのリースリング、など、ブルーノ的には垂涎の的なものがありました。
そんな良い条件の畑を独り占めして更にやっかまれるのも嫌だったという事情と、コロンバン家に対する敬意を融合させるべく、エリックとエリックの兄弟と一緒に、ルーシー コロンバンという名の会社を立ち上げます。そしてエリックは、ルーシー コロンバンの役員であるのと同時に、ジェラール シュレールの従業員となり、シュレール家とコロンバン家の畑での作業に従事。カガミケンジローが抜けた穴をなかなか埋められずにいたブルーノ的にも大助かりで、彼自身セラーでの仕事に集中できるようになりました。(輸入元引用)
[生産者] Lucie Colombain ルーシー・コロンバン
[生産地] フランス、アルザス
[葡 萄] ピノ・グリ
[タイプ] 白
[容 量] 750ml