小公子2017/ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
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※倉庫から出てきたバックヴィンテージです。14℃以下で保管していました。
こちらのワインはお1人様1本と輸入ワイン1本以上をあわせてお願いいたします。
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世界に通用する日本ワインとは日本の気候にあった日本独自の品種を使うことが必要です。他にない個性を持つことがワインの価値につながります。 幸いに、日本にはヤマブドウという土着の品種があります。
しかも固有品種は日本の気候に適応しているため病気耐性に優れています。露地で有機栽培が可能です。
ヤマブドウの品質に目を向けると、小さい実で、糖が高く、しかも酸も高く、タンニンが豊富です。 すべてグランヴァンに必要な要素です。 (亜硫酸無添加のワインを作るのにも適している要素です。)
山葡萄は雌雄異株なので受粉が必要なので安定した栽培は難しいですが、その交配種を使えばその問題もクリアできます。 小公子は日本の遺伝子を組み込んだ、露地で有機栽培できる品種です。
このワインはその小公子を作った澤登家の畑。山梨の牧丘で完全無農薬で栽培されています。澤登早苗さんは恵泉大学教授、日本有機学会長でもあります。
その葡萄をラ・グランド・コリーヌ・ジャポンが岡山で、フランスで培った知識と経験に基づき醸造しました。添加物を一切加えず、フィルターも熱処理もしていない本物の自然派ワインです。
醸造法: 葡萄を収穫後、冷蔵車にて岡山に輸送。葡萄の房を丸ごとタンクにいれて、二週間マセラシオンカルボニックを行う。タンクから葡萄を取り出し、伝統的な垂直式プレスによって、3日かけてゆっくり絞ります。ワインはそのまま樽に詰められ、発酵を続けます。発酵後もそのまま9か月間熟成。タンクにいったんワインを戻し、味わいを均一化したあと、重力を用いて瓶詰。一度もポンプは使用しておりません。亜硫酸など一切無添加。フィルターも熱処理もしていない微生物のバランスで味わいが保たれている本物のワインです。